ホワイトソースを塗ったパンにハムとチーズをサンド、オーブンで焼いたパン料理がクロックムッシュ(Croque-monsieur)、そこに目玉焼きを乗せたものがクロックマダム(Croque-madame)になります。面白いネーミングですね!1910年代に、フランス・パリのオペラ座の近くのカフェで初めて作られたトーストの一種。クロックムッシュの「クロックcroque」は、カリッとしたとか、パリパリ音がするという意味のフランス語。また、「ムッシュ(フランス語で紳士)」と名付けられた理由は、手づかみで食べることから男性向けの料理とされていたという説が濃厚。クロックマダムは、目玉焼きが乗っているためフォークとナイフを使い上品に食べることから、「マダム(フランス語で婦人)」と名付けられたとされています。ハムとチーズがトロ〜リのクロックムッシュはゆで卵やハムを挟んだり野菜をトッピングしたり、上にベシャメルソースやチーズをのせたり・・・使用されるエメンタールチーズやグリュイエールチーズは、チーズフォンデュやラクレット、オニオングラタンスープなどに使われる、味も香りも深みがあるのが特徴。もちろん、とろけるチーズなどでもOK!パンも、食パンやクロワッサン、フランスパンなど味わいや風味も様々。パンは焦げ目がつくまでカリッと焼きあげるのがコツ。チーズがいい感じに香ばしく仕上がります♪お気に入りのアレンジスタイルで楽しめるのもクロックムッシュの魅力です。